1月19日、羽村市羽加美の宮川修典さん家族が、市内で初となる家族経営協定を結び、市役所で調印式を行いました。協定書には宮川修典さん家族4人と、立会人として農業委員会の石田会長、西多摩農業改良普及センターの吉村所長が調印しました。
家族経営協定は、家族で取り組む農業経営について、経営の方針や一人ひとりの役割、就労条件などを家族で話し合いながら取り決めます。協定を結ぶことでこれらが明確になり、農業経営に携わる各世帯員が意欲とやりがいを持って経営に参画できるようになります。
修典さんは「協定書を作ったおかげで、家族みんなの考えが聞けたので、今後はその気持ちを組みながら仕事ができる。せっかく家族で仕事ができるのだから、楽しく仲良く、目標と信念を持って頑張りたい」と話しました。普及センターの吉村所長は「羽村市で初の協定締結は大変喜ばしいこと。ぶれない経営で、地域の農業を盛り上げていってほしい」と激励しました。
また、同日には認定農業者の認定証交付式が行われ、宮川さん家族を含む7人の認定農業者が新たに誕生しました。
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